水がめ座ダイアリー

08-11-19|アムステルダム日記1  2007.11.19

さてー、買付け最終日です!朝7:30に起きてシャワーを浴び、ご飯を食べて外へゴー!
…と思ったら大雨…。
頼むぜアムステルダム!!(註:前年の同じ時期に行ったオランダもひたすら雨でした)次は10月がいいかなぁ。
ところで!マウアーパークに続き、ここでもラッキーなことが起こりました。
いつもの手芸屋さんでボタンを見ていて「もっと見たいのですが…」と尋ねたら、
うちの倉庫へいらっしゃいと!アポイントメントが!やったー!!
ディーラーとのつながりを持つのは今回の目標でもあったから、とてもとても嬉しい。
しかもこのディーラーはものすごく品揃えがいいので、信頼している一人でもある。
というわけで、今日の16時に行ってきます。
アムス市内でも郊外にあたる場所、初めてだから大丈夫かなぁと思いつつ、ワクワクする。
ベルリンでも一つコネクションが持てそうだし、今回は収穫が多い旅になりそう。
それにしても今回も素晴らしいボタンがいっぱいあったなぁ。
残念ながらまだキープの状態なので今眺めながら書けないんだけど、思い出すだけでもちらほら浮かぶ。
今日はこの後もう2軒回って、そのあと倉庫に向かいます。
んー、WINKELは今日もすごい混み様だ(註:月曜の仕入れの後にいつも行くアップルパイがおいしいカフェにいました)。

さて、今度はCAFE KOBALTOにやってきました。
今から2軒回るんだけど、その前に体を暖めようと思って。芯から冷えてるよー。
16時の約束の前にお客さんへの手紙を書こう。今日はこのあと忙しいぞ!
何時に出発すればいいのかな?無事に会えるかなぁ…こういうの、すごい心配だなぁ。
今飲んでるカフェラテの泡がハートみたいになっています。
だから(?)きっと大丈夫だ!

at20:20
さて…気が重いけど、今日のことを書こう。
でもなんていうか今は、気分が晴れ晴れとした感じなのだ。明日の決意のせいかな。

順番に書くと、今日KOBALTOを出て2つのお店を回り、●●ユーロおろして約束の場所に向かった。
トラムのチケットコントローラーに降りるところを教えてもらって、ありがとう、とトラムを降りた。
そのトラムに、お財布を置いてきてしまった。
(正確には、お財布を入れていた鞄に穴が開いていてそこから落ちたんだと思うけど)
降りてしばらくしてから気づいたので、いったいどうしてしまったのか皆目見当もつかなくて、
ディーラーの倉庫にとにかく行って、事情を話した。
たぶんすごく焦っていて上手く伝えられず、マダムは私を中に通し、ゆっくり話を聞いてくれた。

そして「とにかくカードを止めないと。まず何がしたい?」と聞かれて、「たぶんさっきのトラムが戻ってくるから、もう一回見てきたい」と一度外に出た。
実はその30分前に戻ってきた同じトラムを(何台も走ってるけど、コントローラーの顔を覚えていたので)キャッチし損ねたんだけど、
また再度戻ってくるのを期待して。
でも今度来たのは時間がずれたのか別のトラムで、尋ねてみたけどもちろんなかった。
それでマダムの元へ戻って「なかったです」と話して、電話を貸してもらって、まず保険会社に電話して、その後カードを止めた。

ここまできて、目の前にある素晴らしいものを誰にも見せられないことが悲しくて、でもどうしたらいいのか分からなくて、
それでも泣くものかと松浦弥太朗さんの「どんな状況からでも良い1日へと考える」みたいな言葉
(今本を見返してみたけど見つからなかった)を一生懸命思い出してた。
でも、最後に「それでどうするの?ごはんは?ホテルにも戻らなきゃ」と言われて、
「1,6ユーロ貸して下さい。次に来たとき必ずお返しします」「次っていつ?」「早くて2月…6月かもしれないけど…」
というやり取りの後で5ユーロ札を渡された時、なんだかもう泣けてしかたなくて、
(本当は10ユーロ渡されたけど1.6ユーロでいいと言って固辞した)
「本当にありがとう」と泣きながら言うので精一杯だった。

日本円にして9万円もの大金を失ったのは悲しいけど、なんて言うかぼんやりとしか理解できなくて、
それよりせっかく時間を割いてくれたのに何も買うことができなかったこと、
何よりお客さんにこれを見せられないことがとにかく辛くて、涙が止まらなかった。

「次回があるわよ」と優しく言ってくれるマダムと別れて、トラムストップへ向かう道を歩きながら、
泣くものか、泣くものか、と責めそうになる色々を振り払うように口にした。

そのときふと左を見たら、行きに乗ったトラムがすーっと走っていて、それを走って走って追いかけて、
ちょうど止まったところをドアをばんばん叩いて開けてもらい、顔を見せた瞬間コントローラーがすべて承知したように財布を出してくれた。

ユーロ札はもちろん全て抜き去られてたけど、少しだけコインが残っていて、
あとユースのルームキーもなんとか戻ってきた。
少しだけ嬉しかったけど、もちろん悲しいのは収まらなくて、ユースに着いてもベッドに倒れこんで動けなかった。
こんな気持ちのままこの旅を終えることも、悲しかった。

それでとにかく外へ出よう、気分を変えようと運河沿いの道を歩き続け、それでふと思いついた。
SHINSEI BANKがあるじゃないか!!!と。
マイナス9万円を抱えていて、決して売れ筋とは言えないボタンを買い付けることはためらいもしたけど、
でもあんなに素晴らしく愛らしいものを紹介できないことに比べたら、と思って、
決心したらぱぁーっと目の前が明るく感じられた。
だって、転んでもただじゃ起きないのが私じゃないか!!!

そう思ったら、なくなったと思った力が、体のそこから湧きあがってくるのを感じた。
走ってユースに戻って河東くんに事情を話してお金を送金してもらい、続いてマダムに電話し、財布が見つかったこと、お金を用意できたこと、
そしてもし明日時間があったらフライト前にもう一度伺いたいと話して、OKをもらった。
やったー!!!と飛び上るほど嬉しく、やっぱり自分に負けたらだめだ、諦めたらだめだ、と思った。
こうして買い付けたボタンは、誰も買ってくれないかもしれない。
でも「いいと思ったもの、心に響いたものを届けたい」という自分の気持ちは曲げなかった。
それでいいんだ、と思った。


そんなわけで、明日が勝負だ!今からポリスへゴーだ!!

07-11-18|ベルリン日記3  2007.11.18

さて、今日は11月18日、今11:30です。
ちょっとゆっくりしちゃったけど、今日も朝から蚤の市めぐりです!えいえい。
とは言え、朝はテンションがなかなか上がらず、私は何事ものろいから
マラソンみたいに会場到着と同時にぶわって上がるように調整しないといけないんだなって思った。
今日は行きの地下鉄で無駄に上がってノリノリだったおんい、これじゃいかん!

んー、しかし幸せな日曜日だ。
目の前には家族連れがいて、お父さんは子供に本を読んであげています。
うそです、ねつ造です。マンガです、すみません。
そいでお母さんは下の子に”チュッ”とキスでコミュニケイトしています。
ナポリョンスカは人気だなぁ。(註:ここまではナポリョンスカというカフェで書いていました)
あと、ハートのチョコレートが乗ったチーズケーキがめちゃくちゃ美味しいです!
ちょっとクラフトにシナモンが効いていて、生地はしっかりしているのに、口の中でほろっとする焼き方。
おいしいー。ハートのチョコレートは最後に食べよう。
この旅が最後までうまくいくように、おまじないだ。
さて!ではオストバンホフへ、急げ―!
今日アムステルダムに移動です。飛行機はキライだ。

ふおー!テーゲル空港につきました!バスが来なくてタクシーで余裕のチェックイン。
肩の筋肉が復活して、今日が疲労のピークかな?

今日はアルコナープラッツ、オストバンホフ、ティアガルテンの3つの蚤の市がやってなかったけど、
でもマウアーパークでいい仕入れが出来たので少し気が楽だ。
さっき計36キロ送って、量は「ウーン…」って感じだけど、
内容は悪くないし、軽くて質のいいあれこれも助けてくれてる。
明日、明後日の頑張りで気持よく締めたい。
前回の泣きそうな失敗があるから(註:2007年6月8日の日記を参照)、気持が強くなっている。

さて、チェックインが終わりました。
なんか、ちょっと浮かれてるけど飛行機に乗るってことを忘れていはいかんね。
相手は信用のならない鉄の塊だ。気を引き締めねば。
ところで浮かれちゃう理由はね、card holderだってことですよ!
行きもそうだったけど、すんごい並んでるのにすーっと乗れたりチェックインできてしまう贅沢さよ!
本当に有難い…しかももうすぐマイルがたまるのです。
ロサンゼルスに行ってみたい!あーしかし左肩が痛い…!
何でいっつも左肩なんだろう?今日バックパックを点検したけど、特に問題なかったなぁ。

それにしてもお腹がすきました…。だって朝からクロワッサンとチーズケーキしか食べてないもの。
そいで一日中歩いたり走ったりしてたんだもの…。
ところで走ると言えば、今日はランニング中のベルリナーたちを沢山見たなぁ。
みんなナイキやアディダスのCMのように格好良かった!
中には夫婦でバギーに赤ちゃんを乗せて走っている人たちもいて、ひゅうっと思った。
なんか、跳ねるように楽しそうに走っているのが印象的でした。
私も荷物が許せば朝の街並みの中を走ってみたい!

さて、今聴いているのは(嵐の)「Rock you」という曲です。
これを聴いていると気分がすごく上がります!
途中の「clap you hands 2times」の後でこっそり手を2回たたくのが楽しいです。

あーとーはー、あっそうだ、今日の朝シャルロッテンブルグの駅で見かけた可愛らしい格好の女の子のことを書いておこう!
ポニーテールで、紺のピーコート(オーバーすぎずコンパクトな)、スカートの後ろにスリットが入ってるのが可愛かった。
あとブーツもスカートの色に合ってた!

あのぉぉ、飛行機が滑走路に向かって走り始めたんだけど、パーサーがマイク持って話してるのが観光バスみたいだ。
3人並んでもしもの時の説明をやってるのが楽しそうだった。
特に一番前方の人。

わー、夜の滑走路は光の線がいっぱいで美しいです!
緊張するなぁ…あーすごい速さです。もう上空です。
下に見える街の灯りが美しかった。右手に半月が見えた。
真っ暗な中に時々灯りの集合体があって、まるで魔女の宅急便みたいだ。
スキポールの上空から見た街は、金色のビーズが散らばってるみたいだった。
その中にふと金糸が見えた…と思ったら少し旋回して着陸。
素敵だったなぁ…。

at21:30
さて、アムステルダムです。
夕食はジャルダンカフェの本日のスープにした。
「What's today?」と尋ねたら「Fish」だと言うのでたのんだらタラのブイヤベース!
たぶんブイヤベース!
ディルがたっぷり入ってて、じんわりと美味しくて、あとオレンジも入ってた!それからセロリ。
日本に帰ったらぜひ作りたい。優子さんに食べさせてあげたいなぁ。

いよいよ明日で最終日かぁ…早いなぁ7泊って。もうひと踏ん張りだな!明日は月曜日だ。

07-11-17|ベルリン日記2  2007.11.17

ベルリンを出た時にあんなに深かった闇が、ふと顔を上げたら群青色になっていた。
この後やがて白んで、いつもの一日が始まるのだなぁ…。
今朝は昨日よりぐっと暖かくて、歩くのも楽ちんだ。
タイツのせいもあるのかな?
ところでこの列車はなぜ停まっているのかな?はてはて、何かあったのかなー。
おぉようやく動き出しました。

列車内の温度の心地よさにウトウトして、目を開けてびっくり、窓の外に雪が!
…と言っても降雪ではなくて、たぶん昨日までの残雪。
たくさん残っていて、相当降ったんだなぁーと思う。
そのせいか朝霧が広がって、列車はずっと徐行運転だった。

ドレスデン・ノイシュタット駅に着くと、行く末が心配になるようなしとしと雨で、
祈るような気持ちで空を見上げて踏み出した。
「ここまで来て…」という考えを追い払いながら前だけ見て歩いて、
遠くにテントの群を見つけた時の嬉しさ!ホッとしました。

エルベ川沿いのサイクリングコースを、歌いながら歩くのは楽しかった。
着いてまず、うさぎと小鹿の木の人形、続いてクマのぬいぐるみ等を3つ見つけて、
今日はこの他にコーヒーミルのガラスの受け皿を2つ、計量カップを2つ、ちょっと変わったガラス瓶を1つ、
あとivoryのネックレスチャームとブローチ(すごーく素敵、ロマンチック!)、
クリスマスオーナメント、ミルクピッチャー、ガラスのシュガーポット(これもすごーくいい!)、
アルミのタブレット缶などなどを仕入れました。

そのあとは川沿いの散歩道をぷらぷらして、再びベルリンへ。
15:30に着いたので続いてTiergardenへ行って、店じまいも始まっていたしどうかなーと思ったけど、
もうズキューン!!!!です。
仕入れ量としては少ないけれど、少数精鋭というか、全部いい!
60年代のスノードームとか、絵柄がすんばらしく可愛らしいティーセットとか、
縁にリスがちょっこり乗っている木のボウルとか、うるるーん…!て感じです。
たくさんの人とわいわい喋ったのも楽しくて、今日も良い一日でした。

そいで、たらたらら~と宿に戻って、テレビを眺めつつ一休みして、
段ボール箱を探す旅へ…ないのねーこれが。
一つだけ見つけて、あとは仕方なく買いました…はぁ…もったいない。

あとはくるみとイチヂクのBOURSANを買って、昨日のベトナム料理店へ。
これを(註:日記のこと)書きながら注文の料理を食べてたんだけど(今両利きの気持ち)、すーごい美味しい!
でも量が本当に多くて、がんばったけど無理だった…。
このところ忙しくて食べてなかった分、ちょっとの量でも満腹になってしまう。
それにしてもハードやー…(註:この旅は7泊で5都市を巡りました)。

そういえば。
今日、帰りの列車で小腹が空いてパンでも買おうと食堂車へ行ったら、
コックとウェイターが昼食中だったのです。
そいでふとお皿を見たらクネードリキが乗っていて、「あぁチェコの人なのか―」と思って「クネードリキ大好きさ!」と話した。
それで「日本から来たの?日本語でTHANK YOUってどう言うの?」と聞かれて、
「ARIGATOUだよ」と教えた。
きっとチャルカさん(いつもはチャルカって言ってます!すみません!)の影響で
日本人の女の子がたくさん来てるんだなーと思った。スゴイことだ!
私もそのうちの一人であって、パイオニアであるというのはこういう出来事をもたらすんだなぁ、
ということに、胸が熱くなった。
誰かが一人「ARIGATOU」と言えるようになった!

そいで、ものすごいつながり方だけど「私も笑顔を忘れず頑張るぞー!」と思った。
なんか、こういう平和のあり方ってあるよな、と。
さて、ではネットカフェに行きます。
あと手紙書き!パッキング!忙しいのだ。

24:45
終わらない…パッキングと荷詰めが終わらないよ~!!!
あの大量のプチプチがあれば…ともう何度思ったことか。
(註:この買付け日記の初期の方に出ていますが、ロストバゲッジに遭って緩衝材がなくなってしまったのです)
新聞で倍以上に包まなきゃだし、合間にも敷き詰めなきゃだから同じ箱サイズでも半分しか入らないんだよ…。
どうしたらいいのか…明日発送が無事に終わるか心配だなぁ…。
そして腰と肩がゴリゴリだ!しかしシャワーを浴びればきっと復活だ!!
ニールズヤードの化粧水がとってもいい香りで、癒されるのだー。
マジックソープもきれいにしてくれるのだー。

さぁさぁあとひと踏ん張りする気になってきたぞ!音楽と日記よありがとう!

(写真は、また後日載せようと思います。ごめんなさい! 9月11日記)

07-11-16|ベルリン日記1  2007.11.17



I arrived Berlin !
夜中に雨が降っていたので心配したけど今は曇りです。
夜行バスはとにかく寒くて、もう「早く着け、早く夜が明けろ」と祈るような気持ちで横になっていた。
−−−と!!!ここまで書いて今外を見たら、雪!!雪だよー!!!
うわー、初雪がベルリンだー!ていうか明日のドレスデンとかどうなっちゃうんだろうー、神さまー。
あーすごい、誰かに言いたい!雪、雪、雪!!
しかし2時までどうしよう?(14時がチェックインだったのです)
ちなみに今やーっと9:30です。



シャルロッテンブルグ駅から歩いてすぐの(どれ位すぐかと言うと-、改札から見えちゃうんだな。わーい)
ホステルが今日からの宿です。
とは言え2泊。っと言う間もないよ(「あ」なし)。

5人のドミを予約していたんだけど、なぜか3人部屋でラッキーだった。
しかも1階で広めでラララーだ。
帰ってきたら誰かいるのかな。さっきは私一人だったけど。
それで昨日までの買付け品のパッキングをして一息ついてまた仕入れに出かけた。
夏にも行ったお店でマグやクリスマスのオーナメントを仕入れて、その後スターバックスへ。
私の冬の定番、冬が来るよの合図の、ジンジャーラテを…と思ったけど、
日本円で700円くらいしてさすがにムリーと思い、たまごとベーコンのサンドイッチを昼食にとった。
美味しかったー。

ここまで相変わらず雪が沢山降っていて、もーう寒かったけど、耳元に音楽があったのでわしわし元気に歩けた。
スゴイ!画期的な進化だ!!(註:iPod shuffleを持ったことが)
今年は家電の年で、一眼デジカメに始まり、パソコン、ファックス、iPod…たくさん買ったなぁ…。



さて…あれから歩き続け、素敵なものを探し続け、しかし何しろ殺人的な寒さなのです…マイナスくらい!
11月の中旬でも降るんだねぇ…雪…。
私スニーカーソックスで来ちゃったよ(馬鹿っ)。
辛い一日だったが、今は晩御飯にと入ったベトナムレストランでこれを書いているので幸せ。温かいので幸せだ。
道端で看板を見つけた時は、「フォーーーー!!!」と叫んじゃったさ。
ドイツ人にも人気みたい。
マールーウもやったら、お客さんきっと来ると思うなぁ!
しかしあれだ、今日までハードすぎて記憶がところどころ飛んでるよ…。
今、日本を発って着いてやっと48時間なのに、一度微熱も出したし、変な旅だ。
(註:実際はもっと経っていました。少なくとも3泊はしているので、やっぱり意識が飛んでたのだと思います)

22:40
んーーーーーー、眠い!!眠すぎて目が重い!!!
フォーがお腹にたまっている!!!
ベルリンのネットカフェはすーんごく安くて30分0.4ユーロ!
2時間で1.6ユーロ!オランダは4ユーロもするのに!

ところで今日は3人部屋で宿泊者は私だけです。
帰ってきて「ありゃー」と思うのはつまらないので、だまって期待していたのです。
ひろーーいのに、ひとーーり!それはそれで楽しいのだ。しかも1階でラクチン。

そんな今日は早くも折り返しの夜です。
前回は18泊位だったから、折り返してもまだ9日位はあったけど、今回はもう残り興を入れても4泊。
本当にあっという間。
仕入れの方はうーーーん…、うまくいってるのかなぁ…。
まだ20キロにも満たないんだけど…。
一応明日、明後日がメインだからまだ特に心配ということはないんだけど、
明日次第ではうひゃーってなっちゃうな。
寝坊はしないぞ!…と言うわけで、寝ます!今年初の(もう11月なのに)23:00前就寝だ!

07-11-15|ブリュッセルからユトレヒト、夜行にてベルリンへ  2007.11.15


↑アントワープを経てアムステルダムへ向かうベルギーの列車。私はロッテルダムで下車してユトレヒトへ

Bonjour a monde!!
今日はお昼にユトレヒト、夜にベルリンへ移動の日です!
今回は難所が3つあって、まずひとつがこれ(夜行はつらいので)。
もうひとつが早朝ドレスデンに行く明後日(絶対寝坊するよ)、
最後が蚤の市に3つ4つ回ってその足で発送&飛行機に乗る日曜日!
思えば昨日がいちばんの休息日だったのだなぁ…。
でも楽しい!

ところで行方不明のダンボールの代わりにどうしたかというと、まさかのゴミあさりです。
あははははー。
真っ暗闇のゴミ捨て場できれいなダンボールを探して3つ発見。
(小さいのでくっつけて送る)
何でもやるよ…。

at10:10
*いま目の前に広がる幸せの姿
・白い息を吐きながらうごめく蚤の市の人々
・東からの光にたなびく煙草の煙
・トロワ、サンクと数字を口にしながらボードゲームに興じる店の主と客
・その唇からはラジオからの曲に合わせた小さな鼻歌
・その向こうに背を丸めて眠る小さな犬
・にこやかに笑いかけるひげのムッシュ
・とにかく陽の光が眩しいほどに美しい。忘却の彼方に追いやってしまう前にここに。


↑チョコレート、と新聞。拾った新聞…。

さて、次なる街ユトレヒトを目指して列車にて移動中です。
ブリュッセルからアントワープまでは、来月女の子が生まれるという妊婦さんと一緒になって、
聞けば3人目の子供だそう。すごいなー!
さっきその人は降りていって、今はひとり。

ローゼンダールに着きました。私はロッテルダムで乗換えなのでもうちょっと乗る。
毎日あまりに寒くて「冬だ冬だ」と思っていたけど、車窓からの景色はまだまだ秋のようだ。
色づいた葉を残した木々があり、草原は青をたたえている。
ここではまだ秋なんだなー、どんなに寒くても。

ところで私。
さっきまでパッキングに大忙しで、みんなゆったり乗っている中でまるでコメディーのように荷物と格闘していました。
昨日あんなに新聞についてあつくかんがえていたのに、今日すっかり忘れちゃってさー!
もう大変だった!!
列車に乗っても新聞を見つけたら即回収。おのれKLM…今更ながらうらめしいぜ。

あとはー、南駅を出るときにせっかくだしとおもってGODIVAでチョコレートを買いました。
お土産にオレンジとくるみのケーキを買って、あ、チョコレート!と思って。
7つからだったのできっかり7つ買って、残りの毎日頑張った後に1つだけ食べていいことにしました。
さっき頑張ったので早速1つ食べた。
思っていたより優しい甘さでとーってもおいしかったです。
次は明日。淋しい…。
窓の外に羊がたくさんいます。おーいひつじたちー。
次は馬とポニー。自転車、自転車、自転車…自転車!
ところで私はいま外国にいるんだよなー、とふと思う。

at15:15
さてユトレヒトです。
まず一度ひとつめのお店で仕入れをして次に行く前にいつもの角っこカフェで一休み。
ごはんを食べるよりコーヒーを飲んでばっかりだ。
ひとつめのお店では前回人気のあったガラスの分銅を見つけられて良かった。
前にこれを仕入れたとき、私の信頼する人たちが皆一様にほめてくれて、とても嬉しかったのを覚えている。
果たして結果も上々で、私の中でも思い入れが深いものの1つになった。

今回もそうだけど、今、ガラスの持つ美しさにとても魅力を感じていて、
もっとたくさん見たいと思うし、同じように紹介していきたいと思う。
今朝の蚤の市で見つけたクリスタルのロケットチャームもそう。
わかりやすい可愛らしさはないけれど、次第に惹かれてしまうような大人びた色気があって、
悩んだ末に戻って手にした。
時間が経てば経つほど、記憶のなかで輝きだした。
誰かにとっても同じように心に棲んでしまえるんじゃないかなって思う。
どれも、いつだって「いい」と思えるものしか手にしないけれど、時々こんな封に忘れられなくなるようなものに出会う。
そんな時、手放したくないなって切ない気持ちとともにやはり喜びが湧いてくる。
いつまで続けられるかわからない仕事だけれど、出会える限りは旅したいです。

それから「向き合う時間」のことを書こう。
こっちに来て、特に夜疲れて眠る準備をしているときなんかに、ぐぅぅっと自分の底のほうに潜り込むようなときがあって、
それはたぶん私にとって大切なことなんだろうなぁと思う。
普段後ろの方に潜んでいる自分が出てきて、ひたすらその人と話すような感じ。
大切なことを考えているらしいときもあるし、そうじゃないらしいときもある。
けど、自分のホームタウンにいたら日常のあれこれに消されてしまうような時間を、ここなら手で触ることができる。
それがいいな、と思う。うむむ。


↑美しいカフェ・コバルトの夜

さて、CAFE KOVALTにやってきたよ。
初めてアムスに来たときから毎回来ている大好きな場所。
一歩足を踏み入れたときからフレンドリーな雰囲気で、働く人たちもみんな明るくそしてかっこいい。
夜はにぎやかだけど日付が変わる頃になるとぐっと静かになって、朝は静謐さすら感じる不思議な場所。
ねこもいます!
あとサラダが最高においしいのは去年も書いたとおり。
私も、もしいつかカフェを作るとしたら、こういう人たちを雇って一緒に楽しみたい。
親切であかるくて、でも一線置いたような接客は難しいけどすごくすごくいい!
天井がぐっと高くて、窓がたくさんあって、朝はすがすがしく明るく、夜は街の光に助けられるこの場所がとーっても好きだ!
最終日はまたアムスに戻ってくるので、奮発してコンフィを食べよう!
それまで節約節約。

今ひだりに猫が座っています。茶トラの、手足の先っぽだけ白い靴下ネコ。
両前足をちゃんと合わせて座っているのがちんまりしていてとても可愛い。


↑アムステルダムから地下鉄に乗って「アムステルダム・アムステル」駅へ。ここにユーロラインのバス乗り場があります

ところで今夜はとびきり寒い!!です。
もう、歩いていると歯がカチカチ音を立てるくらい寒い!
ベルリンでタイツを買おうと思うのであります!!
スニーカーソックスは無謀だったよ…。
去年暖かかったからついつい…。さて、では手紙タイムです。

07-11-14|ブリュッセル日記1  2007.11.14


↑蚤の市最寄の地下鉄駅の風景。メトロの交差点のような、少し変わった駅でした。

朝5:00すぎに目が覚めて、7:00までベッドでうだうだして朝ごはん。
昨日会った山内君(註:というお名前でした、カフェで会った男の子)は
もうとっくに朝ごはんを済ませていて、出掛けに声をかけてくれた。
今日はタリスでパリに行くそうです。
初めてのヨーロッパだそうで、何もかもが美しいと嬉しそうに話してくれた。

私は朝ごはんを済ませて早速蚤の市へ。
昨日、30分以上歩いてやっと見つけたユースだったのに、
今朝は3分くらいでメトロの駅まで行けて、なんだったんだいったい。

Rogier駅で乗り換えて、ベルギー独特の"プレメトロ"というのに乗らなきゃだったので、
そばにいた郵便配達のマダムに方向をたずねた。
「4つ目で降りるのよ」と教えてくれて「Bonjournee」「Bonjournee, aussi」と声を掛け合い別れた。
みんな優しい、みんな笑顔。幸せだな。お腹空いたな…。


↑ジュ・ド・バル広場の蚤の市風景。朝早かったので陽の光が眩しく、何もかも光って見えました。

で、今は蚤の市のある広場に面したカフェで一息ついているところです。
買ったばかりのワイングラスを早速落として割ったりと「オーイー」なこともあったけど、
思っていたよりいい買い付けができてホッとした。
この旅でいちばん初めに手にしたのは小さなガラス瓶。
ガラスの流れて固まった様が美しくてとてもいい。
その他小さなジャム入れみたいなガラス皿とかワイングラス1ダース、
ひつじの置物、古い蝋燭、糸と缶(これ、素敵)などなどを。
10月にご注文くださったお客さんへの手紙を書こうと思って古い写真を沢山買った。
いつかの誰かの幸せの瞬間が詰まった紙切れ、とはなんとロマンティックなことだろう。
この裏に手紙を書くんだー。
しかしまだ午前中だというのに左肩がずしっと重痛くてどうしたものかのう…。
でもまだまだ歩かなくては!元気出してゴー!!


↑広場に面した教会の入り口で、こんな美しい偶然を見つけました。

再度カフェにて。
寒い!寒すぎる!!タイツを穿いてくるべきだったー。
ハンガリーでも経験したけれど、寒さって体に本当に堪えるので今日の肩の痛みとかってそのせいなんだろうな。
さっきのカフェを出て蚤の市がいよいよ盛況になったところでもうひと踏ん張りしていよいよ辛くなり、ランチタイム。
トマトのスープとパンです。
体を温めて宿に戻って、更にもうひと踏ん張り!するぞー。でもまだ食べる。

ジュ・ド・バル広場の蚤の市は思っていたより大きくて、なかなかの収穫を得られた。
今いるカフェには小さな女の子としっぽのない大きな黒い犬がいて、せわしなさがこのときは楽しい。
店の主がずっと売り上げ台帳らしきものを前に仕事をしていて、どうやら女の子のお父さんらしい。
ちゃんと相手をしていて、見てるとほのぼのとした嬉しい気持ちになるなぁ。
しかし今日は平日だというのにここには沢山の大人の人がいて、どうなってるんだ、この国は。

ところで昨日、日本から持ってきた段ボール箱とエアパッキンがまたもやロストバゲッジになってしまったのです。
今日ユースに届くはずなんだけど、大丈夫かなー。
さっきから左の男の人がずっとこっちを見てるけど、大丈夫かなー。
トマトのスープには野菜くずがいっぱい入っていて、野菜を摂るのはなかなか難しいことなのでとってもありがたいです。
あとは特になし!

at22:15
もしや…と思ってはいたけれど、案の定段ボール箱とエアパッキンは未だ届かず…。
困ったなー、すごい困ったなー!!!
とりあえずネットで確認してみるけど明日の午前中届かなかったら諦めるしかないな。
KLMのロストバゲッジはこれで2回めだ。しかも連続って、おい!
でもまた一つ勉強になった。
エアパッキンは持って持ちすぎることはない!
あと集められる新聞は全部集める!
どこに行っても「METRO」(註:ヨーロッパ方面で毎朝発行されているフリーの新聞。駅などで手に入ります)
には助けられてるなー。METROさまさまだ!

ところでせっかく持ってきたiPod shuffleがすでに充電切れなのです…。
なにせ行きの飛行機でぶっ通しで聴いていたし…。
しかも嵐…ひたすら嵐…大きな声では言えませんが、遅れてきた思春期であります。

これまで旅先で音楽を聴くのはなんとなくもったいないかな、と思ってたけど、今回すごーく助けられていて、本当に持ってきてよかった!
プライベートな旅ならない方が街の音やあれこれを楽しめるのかな、と思うけど、
仕事で来ていると途中途中に葛藤やなんかと戦わなきゃいけない時も多々あって、
そんなときにねー、とてもとてもいい支えになるのです。
今日も蚤の市からの帰り、ひたすら歌いながら帰ってきた。すごくすごく楽しかったです!
しかし嵐…ひたすら嵐…。しかししかし日本語なのでばれない!!!!
あとはChristmas wishとか、とても素敵。ミネカワのカバーもいいけど、原曲もとても素晴らしい。
あとはケニーランキンとか。はー音楽って素敵!







07-11-13|はじまりの日記  2007.11.13



さてさてさて、今日から5度目の買付けの旅です。
前回5月から半年、ひとりで行くのは1年振りで、そのためか変な緊張感があってモゾモゾと…。
大寝坊をしたけれど到着時刻に余裕を持たせていた分問題なく着いて良かった良かった。

行きのスカイライナー(初!)で音楽を聴き始めたらグッと気持ちが盛り上がってきた。
秋の朝の日差しが強くて眩しくて、耳には素敵な音が鳴り響いて、ぐわっと。
そのままウトウトしてあっと言う間に成田に着いて、しかし今度は脱力感…なぜに…!
さすがに慣れもあって(註:この「慣れ」が後でとんでもない大事件を引き起こす訳ですが…)、
空港という"非日常"のはずの場所が"日常"の方にぐっと迫ってきたというか…不思議だな。

前回はゆみちゃんと一緒だったから使わなかったけど、今回は「エリートカード」なるものが大活躍で、すごいすごい!
何も待たずに全て終わって(チェックインとかチェックインとかチェックインとか)、
こんなにいいものなのかー!!!!

今回は私史上最高にハードな旅なので(何しろ毎日どこかに移動するのだ)自分でも把握できてないことがありそうで不安だ。
でも、そんな不安な気持ちもiPod Shuffleがあるので音楽に励まされるんだよぉぉぉ、嬉しい!
紫でかわいいです。昨日ポイントで交換したのであります。いよっ、ポイント上手!
では本を読みます。今回は「くちぶえサンドイッチ」です。気分が高まるかな、と思って。

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at15:30 Holland
アッ!と言う間にオランダ上空です。
今回は頭痛薬を飲んでいたのでよーく眠れてはやかったなー!
アムスの今の気温は5度位らしい。去年よりずーっと低い。
…のに、危うく空港にかときちのTRAX(註:自転車乗りの人に愛用者が多い、防寒の上着)を忘れるところだった。
いつも何か忘れる。いっっっつも何か忘れる!!!
はっと気付いた時にはもう機内で、
「帰りまで取っておいて下さい」と言うつもりだったんだけどよく手元に戻ってきたものだ。
良かった良かった。

Schipol(註:アムステルダムの空港)に着いたらハンドクリームを探しに行って、ブラッスリーで休もう。
今日を含めて7回眠ったら帰国だなんて、こんな旅は初めてで、どうなるのか見当もつかない。
これで前回みたいにall closedなんてことがあったらどうしたらいいんだろう?
そしたらチケットなくしちゃえ。
だからこそ下調べが重要なんだな…当然のことだけど。
前回のこと(註:5月の買付けでは祝祭日に当たってしまい蚤の市が1つしか開いていなかった)は本当にいい経験だった。
神様が「あなたものを知らないから次はこれを経験しなさい」と与えてくれたのだと思う。
さて、Schipol上空は毎度毎度の曇り空です。こわいこわい。

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着いた着いたよスキポール!ちょっと集中しようと思って音楽をON。
17:30のフライトで続いてブリュッセルに移動です。
今回は座席がよくてすごい楽だったけど、さすがにだるくなってきた…。
空港はクリスマスカラー一色で、心なしかすれ違う人たちの顔もにこにこと幸せそう。
ブリュッセルに着いたら気持ちを引き締めないと。
新しく海外でも使えるようになった携帯で早速かときちに電話した。あとかなちゃんからメールが来てた。
今回も何故か荷物が順調に増えてて、本当に必要なものなんて少ししかないのに、おかしな話だよ…。
さて、そろそろゲートに向おう。

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at00:05 brussel
ブリュッセルに着きました!ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語で、
とりあえずブリュッセルの人たちはフランス語を話すみたいでかなり助けられた。
ブリュッセルNORD駅は、初めてパリに行ったとき以上に衝動的だった…。すごく暗くて、怖かった。
Madou駅に着いてからも危なくて、あんまり通りたくないなー、というところとかあって。
大通りに出てからまた音楽をかけてエイエイと歩き始めて、ユースを探してひたすらてくてくと。
もうすっっごい暗くて、久しぶりに怖かった…。
前回が初夏でぜーんぜん「暗くて怖い」ということがなかったので、弱っちくなってたんだな、きっと。
やっと着いたユースは大きくて人が沢山いて、一息ついてから下のカフェでごはんを。
日本人の男の子、アフガニスタン人、ハンガリー人(日本通)、ルーマニア人、キプロス人、ペルー人…
と多種多様な国の人と楽しく喋って、なかなかいい夜でした。
しかし調子に乗ってビールを飲んでしまってフラフラに…もう辞めようこういうの。
でも今はぴんぴんさ!

さて、それでは明日に備えて寝ます!明日は朝から蚤の市だ!!窓の向こうに大きな月が!

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