水がめ座ダイアリー

note  2019.05.06



07-May-19 | note


もうすぐ大宮のお店が10周年を迎えます。

オンラインショップで言えば、rytasは、2e dictionnaireだった頃から数えて8月で14周年です。

長い年月が経つにつれ、自分として変わったなぁと感じるところを、もう一度見つめなおして、自分の真ん中に立ってみたいな、と思っていました。それが、4月の初めから3週間、スウェーデン、イギリス、フランスをあちこち、自分の好きを探しにいく旅へと繋がりました。

それは、控えめに言うのが難しいくらい素晴らしくて素敵で温かな旅でした。毎日クタクタな体と頭でベッドに潜り込むのに、朝になったらまた元気に「おはよう、世界!」とか思っちゃうような、そして夜になれば、またクタクタなのにどこかじんわりと「今日も楽しかったなぁ…」と思いながら眠りにつくような、そんな旅でした。

日々、たくさんのモノを前に取捨選択を繰り返しながら、10年前、実店舗を開く前に言葉にした「いつかの、誰かの、たからもの」というテーマについて、改めて真っ直ぐ向かい合えた気がします。

お嫁入りを前にした若い女性が刺したひと針を思わせるトルション。
小さな子が、きっとどこへ行くにも連れて歩いたようなぬいぐるみ。
無くても機能的には問題がないのに、美しい飾り彫りがなされた木箱。
100年も昔の、誰かのバースデーケーキに添えられた陶器やピューターの飾り。

そんな、ささやかな、でもどうしようもなく強く過去の情景を想わせる美しさを、これから先もずっと探し求め、紹介していけたら……と考えています。

この旅で見つけた「いつかの、誰かの、たからもの」を、5月と6月をたっぷりと使って、大宮店、オンラインショップ、共にご紹介して参ります。

それからもうひとつ、旅のノートを、また少しずつ紹介していこうと思います。今はiPhoneやiPadなど、旅先でも仕事ができるいろいろを持ち歩くようになって、紙のノートを広げることは少なくなってしまいましたが、代わりに写真をたくさん摂るようになりました。美しい景色や、誰か知らない人の笑顔、日常、食べたもの、歩いた道……そんなかけらと一緒に、rytasに並ぶ品々を近くに感じていただけますように。

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